SEKAI no WEDDING

世界の結婚式を巡る旅

リメンバランス・デー ~Remembrance day~

11月11日はカナダの国民の祝日「Remembrance day」
この祝日は「第一次世界大戦以降の戦争で亡くなった軍人達を追悼する日」だそうです。

学校の先生が説明をしてくれて、私は初めてこの日の存在を知りました。
この日の1週間前くらいから先生は胸に赤いポピーの花の小さなコサージュ?みたいなのを付けていて、
駅などでもこのポピーの花と募金箱を持った人を見かけるようになりました。

なんでポピーの花なのかというと戦闘が終わった後、戦場を埋め尽くすように赤いポピーが咲いたことから来ているそうです。
でも先生曰く、ポピーの赤い色が血・中央の緑色は芝生を表しているんだとのこと。
そんな残虐的なことが世界で起こっていたことを決して忘れないように付けるんだよって言ってました。
なるほど。


そして、この11月11日の11時には1〜2分間の黙祷を行うんだそう。
クラスにはいろいろな国籍の子がいるんだけど、先生は「自国のことを考えてもいいし、カナダのことを考えてくれてもいいし、
とにかくその2分間だけは戦争で犠牲になった方達のことを思って過ごしてね」と言っていました。

私はさすが他民族国家の国カナダだなぁとなんだか感動してしまいました。
日本でそういう風に他国のことも考えましょうってあまり聞いたことない気がする。



この日はほとんどのお店や学校がお休みになるので(でもオンタリオ州では公的な祝日じゃないらしい)、
私の学校もお休み~ということでせっかくなので記念式典に行こうと決めて調べてみると、Queen's Parkというトロントの中心街にある公園で行われるとのこと。

で、行ってみたんだけどなぜか誰も居なかった。なんでや。

すると近くで音楽が聞こえてきたのでそのままそっちの方向へ進んでみると人だかりが。
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ポピーのバッジとしおりみたいなものを配っている人がいたので、私も募金をしてゲットしてみました。
バッジ本当は欲しかったからとても嬉しい🌸
そしてしおりを見るとここはトロント大学で、ここでも式典が行われるとのことだったのでそのまま参加してみることに。

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参加と言っても、催し物が行われている方向を向いて(人だかりで中心で何が行われているかは見えない)、アナウンスに耳を傾けているだけ。

ちなみに言うと、耳を傾けたところで言ってることはほとんど理解出来ないのでその間色々なことを考えていました。
私は日本でこんな風に戦争に関して思いを巡らせたことがあっただろうかと思い返していたんですが、
終戦記念日はかろうじて覚えているレベルで、何か行動にうつしたこととか全くなかったです。
「そういえば第一次世界大戦ってどことどこが戦ったんだっけ?」とか思っている時点で、なかなか一人の大人として恥ずかしい限りです、はい。

"戦争"というものに関しても、おじいちゃんが生きていた時に少し話を聞いたりしたことはあったけど、自分に関わる事だと強く
思ったことはなかったです。おじいちゃんが戦争で死んでしまっていたら自分は居ないのにね。それなのに自分事だと思ったことないとか変だよね、本当に。

そんなことをぐるぐる考えていたら、11時5分前になり急にアナウンスが止まりあたりは静まり返りました。
こんなに沢山の人がここにいるのにこの時間にはしっかり静寂があって、そしてその一人一人には違うバックグラウンドがあって。不思議でそして素敵な国ですカナダ。

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そして時刻は11時。
ここから2分間の黙祷...と思ったら、「Thank you for coming...」のアナウンスが。

おやおや?
もしかしてさっきの静寂が黙祷の時間だったのかな。
動き出す人々。一人焦る東洋人。
 
勝手にその場で1分程黙祷しました笑
いいんだ。
気持ちが大事←

ちなみに帰りにQueen's Parkに寄ってみたら式典行われていました。
なんでさっきは誰もいなかったんだろう・・・
戦車が3台来ていて、順番に大砲をあげていました。時間の感覚がまちまちだからいちいち心臓がびっくり。

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と。ここで事件が。
ポピーのお花がどこかに行っちゃた。泣
先生から聞いていたけれど、このポピーとにかく取れやすい。
針がただ刺さっているだけなので服に付けたら後ろをテープとかで固定したりしないとすぐ取れる。
そして、案の定取れた泣
悲しすぎるー持って帰りたかったな。。←

トボトボと帰り道歩いていると、記念碑のところで沢山のポピーが落ちているのを発見。
え。みんないらないのかな。欲しいなー←と思っていたら、後ろから来た人たちが「よし。俺はここにポピーを置いていくよ。」と言っていたのを聞いてその意味が分かりました。

ポピーのお花は、この11月11日が終わったら記念碑に供えるそうです。
なるほどだからここに沢山のポピーがあるのか!
なんだか本当のお花を供えたみたいに華やかになっていてすごく素敵でした。

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ということで、ポピーのバッジは持って帰れなかったけど素敵な思い出になりました。
そして改めて先祖に感謝し、平和に感謝するきっかけにもなったかな。きっとね。

ちなみに駅とか街とかでポピー配っていた人を帰りにさりげなく探したんだけどみんな居なくなっていた。
11時を過ぎると撤退しちゃうんですねきっと。昨日まであんなに見かけたのに。
欲しかったのになー←

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突然の別れ

今現在進行形でとても寂しいことがありました。
同じお家でシェアメイトをしていたブラジル人のカリウが突然に違うお家に行ってしまった...。


5日ほど前に突然やって来たカリウは、とっても明るくて愉快で、そして毎日夕飯と一緒にプロテイン飲んでいる←男の子。


英語はもちろん私よりも話せるけどイランよりは拙い感じだったのもあり、お互い何を言い合っているのか良く分かってないけどゲラゲラ笑い合ったりして、私の良い話し相手になってくれていました。

夜3人で一緒に映画見たり、それぞれの国の流行りのアーティストをYouTubeで見せ合ったりしてとっても楽しかった。
(ちなみにその時に私はミスチルとスマップを紹介したんだけど、2人に「なんて歌っているか意味を教えて!」と言われて、なんか色々拙い英語で言った後に「つまりTomorrow never knowsってことだと思う。」とかタイトルそのまま見ればわかるコメントをしたことはとりあえず来世まで内緒にしておきたい。)



これからカナダを離れるまでこんな楽しい日々が続くといいなぁと思っていたのに、
カリウは元から持っていたアレルギーがなぜかどんどんひどくなってしまって他のお家に移ることにしたんだそう。

突然でびっくりしたのもあるけど、昨日の夜はあんなに楽しかったのにもう3人で過ごすことはないんだなぁと思うと
それだけでとてもとても寂しい。。
日本を出てカナダに来たときとはまた違う不思議な寂しさ。
異国の地でこんなに寂しいと思う日が来るなんて思ってもいなかった。

今日ももし3人で集まれたら、日本から持ってきたお味噌汁を飲んでもらいたいなぁと思ってたんだけど、それも叶わなくてなんか本当に泣けてくる泣
こんな日に限ってイランも夕飯に帰って来なかったし。。



毎日考えること教えられることが本当に沢山あるけど、一番強く思うのは本当に出会いも別れも一瞬だから一秒一秒を大切に生きていきたいと今日もまた心から思う。
今日一緒に過ごしていたって、明日もそこにいてくれているとは限らないんだから。



ありがとうカリウ。
毎日ジムに通ってムキムキなのに、身長は私と同じくらいという君のことをずっと忘れないよ。
早く彼女が出来るといいね。
なんで経済学部なのに、ウェディングプランナーになったの?うける!と言われたことも忘れないでしょう。
こっちが聞きたいわ。



ちなみにカリウからなぜか私だけ「ドクターミキ」と呼ばれていた。(ちなみに昨日は「ドクトルミキ」に進化?してた)
「どういう意味?」って聞いたら、「"important"ってことだよ!」と言っていた。

ふむ。
その件に関しては許してあげよう。

ナイアガラへプチトリップ

今の私にとってはだいぶ勇気を振り絞ったプチトリップのお話!

留学をトロントにする!と決めてから記事の目的地として一番最初に決めたのが、ナイアガラオンザレイクという街に行く途中にある『ウェイサイドチャペル』。


なんとここは世界で一番小さなチャペルとしてギネスブックにも載っている知る人ぞ知る?チャペルなのです!


トロントダウンタウンから、ナイアガラの滝の近くまではバスで約2時間。
そこから滝が見える場所まではタクシーかバスで約10分ほどなのですが、ナイアガラオンザレイクはなんと滝とは反対側。


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分かります?笑
滝に比較的近い方にバス停があります。
超下手な字ですみません笑


10月末までは、GOBUSという会社が運営するシャトルバスがナイアガラオンザレイクまで出ているそうなのですが、
なんと行ったのは11月5日!おしい!笑

ということで、初の海外でのタクシー1人乗車🚕
そう、やるしかない。頑張る泣


事前調査では、ナイアガラオンザレイクまでは片道約40$で行けること、そしてナイアガラオンザレイクの街にはあまりタクシーがいないため、帰りも乗せてほしいから待っていてくれるかを先に聞いておく必要があるとのこと。

『Could I ask you to take me back too?』
だけを前日の夜からぶつぶつつぶやきながらいざナイアガラの街へ!

ナイアガラ行きのバスは、トロントダウンタウンのdandusという地下鉄の駅の近くのバスターミナルから出ています。

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間に合ったからいいんだけど、ここに着く前になぜかsubway止まって、しばらく来ないからシャトルバスに乗ってーって言われたよ。予約していたバスに乗れませんでしたーはなかなか切ないから、お願いだからTTC(トロントの鉄道会社)頑張ってほしい。慣れたけど。

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どの乗り場からバスが出るかはちゃんと掲示されています。私は今回megabusを使って行きました。
事前にネットで予約してメールで送られてくる番号を乗る前に見せるだけだから楽チン。

時間通り2時間ほどでナイアガラのバスターミナルに到着!

タクシーは沢山ではないけどちらほらといたので、少しでも優しそうな人(分からんけど)を探して交渉開始。

「私はナイアガラオンザレイクの街に行きたい。帰りも乗せてくれる?(←練習してたやつ笑)だいたいいくらくらいかかる?」

とか聞いたところ(正しい英語かは謎)、
『いいよー!ノープロブレムだよ。だいたい60$くらいでどうよ?』と言われたので、聞いてたより安いしいいかなと思いこのおじさんにお願いすることに😊



それが大当りで、このおじさん(たぶん。年齢不明)は「あれがナイアガラの滝のヘリコプターターミナルだよー」とか「あれがアメリカへの橋だよー」とかとにかく説明してくれる😳
優しいよあなた。ありがとう本当に。でも一応めちゃめちゃ警戒してるからね私、ごめんね、許して。



チャペルは街に行く途中の街にあるので20分程で到着!

「写真撮りたいんだけど待っててくれる?」「いいよー」と言ってくれて、しかも駐車した後にわざわざ降りてくれて「写真撮ってあげるよー」だって😳いい人や!



無事にたんまりと写真を撮ったあと、行き先はこのチャペルしか伝えてなかったから「ナイアガラの滝の方に行く?」って聞いてくれたんだけど、せっかくここまできたから少しだけでもナイアガラオンザレイクの街を見たくて、「街をちょっとだけ見たいなー。オススメの場所ある?」と聞いたら、そこから謎のmade byおじさんツアーがスタート笑



オンタリオ湖

トロントの街が見えるスポットらしく探し回ってくれたけど今日は見えないっぽかった笑
ありがとう!でも私今トロントに住んでるから見えなくても大丈夫だよ!

探してくれているおじさん。優しいなー
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ガゼボのある公園

どこかにガゼボあるって聞いてたから行きたいって言いまくってたら連れてってくれた。

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ちなみに、この後仕事中なのにTim(カナダの有名なコーヒー屋さん)に寄る自由さ😳笑
いるって言ってないのにコーヒー買ってくれて、ブルーベリーマフィンは半分こしてくれた笑
お金は?って聞いたらチャージしとくから大丈夫と言われて心から怯える笑



○ナイアガラオンザレイクの街

可愛すぎるアンティークの小さな街。

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どうやらおじさんは戻らないといけない時間があるらしくて、歩きたい?って言われて、歩きたい!お願い!10分で戻ってくる!って言ったら歩かせてくれた笑

サンタがいたよ。毎週土日はいるらしい。
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○なんか紅葉が綺麗な場所

写真撮って1分で戻ってきて!って言われたから本当にシャッター押しただけ笑

これオンタリオ湖?って聞いたら、違う〜けどなんだっけな〜って悩んで、あそうだ!〇〇湖!って教えてくれたけど私が忘れた。ごめんなさい。

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○Flower clock

ここも超有名だから写真撮ってきな!って言われて撮って走って戻ってきた笑 少し人だかりが出来ていたよー。

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バタフリーパーク

中に入ったら大量のバタフリーが近付いてくる公園笑 本当か分からないけどたぶんそう言ってた。めちゃめちゃ広くて回るのに2時間くらいかかるらしいから今日は無理だねーとあっさりスルー。車内から看板撮るだけで終了。

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○queenston park

すっごく高いタワーがある公園。

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ここ何?公園?って聞いたら、公園でもあるし結婚式とかもやるとこーって言われたから、私ウエディングプランナーなんだよー日本の。って言ったら、日本出身なのか!私の友達が住んでるよー!俺は行ったことないけどなー。だって。



その他、おじさんからの情報は、ナイアガラオンザレイクは寿司で有名だそうな。
何やら新鮮なお魚が手に入るらしい。ちなみにおじさんは寿司好き♡笑

そして、このナイアガラオンザレイクの街は小さいけど自然豊かだから気に入って住んでるんだって。
トロントは混んでるから嫌いだそう。3日くらいstayするべき場所だよ。またおいでー。と言ってくれました。



こうしておじさんのナイアガラオンザレイク弾丸ツアーは幕を閉じ、最後は滝が目の前のスポットTable topまで送ってくれたのでした。



んで。気になる値段は60$+待っている時間代等が10$で計70$でした。
不本意にもコーヒーも買ってもらったし納得笑

聞いていた値段と全然変わらなかったし、なによりおじさんがとっても丁寧に案内してくれたのが本当に嬉しかった!



帰りはバス停まで歩くよって言ったら道を丁寧に教えてくれて、
もしも迷ったら電話してー迎えに行くから。と言って名刺をくれました。
どこまで優しいんだろうか。ごめんね疑って。


タクシー降りる前に記念におじさんと。

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なんか写真見るとおじさんってほど歳とってない気もしてきた笑
今度から差し支えなければ年齢聞くようにしよう。あと名前。笑



その後は滝を観光して終わり!笑

さらり。



なんか今になって『旅はどこに行くかよりも誰に出会うかだよ』っていう言葉の真意が分かった気がする。

簡単に言うと、ナイアガラオンザレイクは私にとってとても素敵なところだった。
だっておじさんがこんな謎の英語を話すアジア人に丁寧に色々と教えてくれたから。


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ナイアガラの滝には滝があった笑
滝マニアでない私にはそれ以上でもそれ以下でもない。いや滝好きだけど笑

そういうことなんだろうきっと。


人との出会いって偶然って言うけど、なんだかんだ自分の人間的なレベルみたいなものに合わせて出会う人も変わってくるんじゃないかなと最近思う。必然ではないけどそれに近いような。
この日のことで例えるとしたら、英語が話せないから自分一人でタクシーに乗るという選択肢を諦めて日本語ツアーに申し込んだら、このおじさん(多分)に出会って何だか愉快な時間を過ごすことも、一緒にコーヒーとブルーベリーマフィンで茶をしばくこともなかったんだなぁという話。

つまり決して人間的レベルがなんだっていう話をしたいのではなくて、
少しでも良い出会いに恵まれるように常に今の自分を一生懸命成長させてあげようと改めて誓ったということなのでした。

それくらいなんだか心ほっこりな大切な時間だった。
明日も素敵な出会いがありますように!


ちなみに、帰りもTTC止まっでシャトルバスで帰りました。
お願いしっかりしてー泣

一人でどこでも出歩けるようになったようです

お久しぶりです。のなかです。

トロント生活も3週間が過ぎました😳
あっという間!

1日1日はとても色濃くて毎日ブログを書きたい気持ちでいっぱいなのですが、なかなか気持ちとは裏腹に睡眠欲が勝ちます。。
普通に寝てるのに眠い。なぜかしら?病気かしら?

眠いとただでさえちんぷんかんぷんなスピーキングの授業が更にちんぷんかんぷんなりますので、睡眠は必須なのです。ご了承ください。

さて、平日は学校の課題やらなんやらに追われなかなかヒーヒー言ってるのですが、土日はお仕事の取材+普通に観光してます(許してだってせっかくだもの…)。

この前の日曜日はトロントアイランドへ行って来ました。
ダウンタウンからフェリーで15分ほどで行ける島。
夏はビーチやらボートやら遊園地なんかもある素敵な島なのですが今は秋。むしろトロントの人の認識の中ではもう冬。

つまりほとんど人いない笑

だが、私の目的はこの島にあるチャペルを見学することだったので、地図を頼りに長い長い道程をとにかく歩く。途中で森の景色に飽きてきて、違う道を求めてそこらへんにいる人についていったら、


この景色。うーわーーーー
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写真に写りきらないほどの開放感。
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歩きながら思ったことは、なんだかこの生活が少しずつ日常になりつつあって忘れがちだけど、こんな風に行きたいところに行って自分のペースで自由に歩いているってことだけで本当に幸せなことだなって思いました。
例えば、歳をとってこの道を歩きたいなって思ったとしても、自分で調べてトロントの街からフェリーに乗って...ってなかなか難しいと思う。まずカナダに来ることが大変だし。
でも今の私は『行こう』って決めたらその場所へいとも簡単に辿り着くことが出来る。
その幸せさを噛み締めて日々過ごしたい、というか過ごさないとと思うのでした。

なんでもいいけど誰も居なすぎるからとりあえず写真撮る。
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どうやって撮ってるのかってタイマーだよ。
人が居たら撮ってもらうんだけど誰も居なかったのだもの笑
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ちなみに絶景やらなんやらにはあまり興味がない人間ですが、カナダにきて分かったことは私は自然が好きだ。
I hate 都会。

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ちなみに一人一人連呼しておりますので心配させないように言っておくと無事に友達が出来ました笑
学校帰りに韓国料理屋さん行ったり、アイスクリーム屋さん行ったり、なんやらかんやら過ごさせてもらっているよ😌✨

人に恵まれた人生だとつくづく思う。
ちゃんと日々感謝して生きていかないと。

元気にやってます!

前回と前々回の話でだいぶ心配をお掛けしてしまったみたいですみません。。
色々あったことはあったけどちゃんと元気にやってるよ!
夜眠れないと書いたけど、その次の日からがんがん眠れるようになりました。
深刻に悩んでおりましたが、よく考えたらたぶん時差ぼけ(Jet lagって言うらしい)だったのでしょう笑

今日は日々の生活のことをいろいろ!

まず学校について!場所はダウンタウンの中心。スタバもコンビニもなんでもかんでもすぐ近くにあるTHE都会です。
生徒数は学校全体でなんと15~20人くらいだそう。少ない。

私のいるクラスは、日本人の男の子1人、韓国人の女の子3人、ブラジル人の女の子2人、そして先生。
先生には日本人の彼女がいて日本のこともよく知っている。
彼女の出身地が愛媛らしく「愛媛には何もないよねー」とか英語で言っていて笑った。詳しすぎる。

韓国人の女の子たちは、英語も上手だし、ちゃんとオシャレも楽しんでて可愛いんだけど、よく授業をさぼります笑
SNSを家に帰って4時間くらいは見ているらしい。だから朝起きられないんだって。

ブラジル人の女の子は1人はすごく英語が上手でフレンドリーなんだけど、もう1人の子は全く喋れない。
授業中も一言も言葉を発しません。
同じ国でもそんなに違うものなんだとちょっと驚きました。よく考えたら日本もそうだけどね。

日本人の男の子はとてもうまく英語を話します。4月からワーホリできてるって言ってたかな。
ただEnglish Only Policyの学校のため、全く持って日本語では話してくれません。真面目。

そんな感じで、放課後にはクラスメイトに誘われて(主に韓国の子)公園にピクニックに行ったり、アクティビティに参加したり、日常は本当に学生のように過ごしています。

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とにかく公園が沢山あるトロント。韓国にはないから嬉しいって言ってた。

ただいかんせん私は学生ではないので(悲しい...)、放課後に少しでも取材めいたことが出来るように前日に行きたいお店などをピックアップして、学校が終わり次第そこに向かうようにしています。
素敵な出会いがあったのでその話はまた後日書こうと思う^^♪


そして今日は初の土曜日!
学校はお休みなので、high parkという大きな公園に行ってきました。
目的はその近くにある湖が見えてテラスが使用できる式場みたいなところに行きたかったから。

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湖に来れたのは良いのだが、めっちゃ寒い。
現在気温7度。これで寒いとかおかしいけど寒い。寒くてカメラも出せない。

てくてく歩いてやっと見つけた「Sunnyside Pavilion」
結婚式はやってなくて残念だったけど、中を見学させてもらえた!良かった!
こちらもまとめて記事に出来たらと思います。

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青空だけどとにかく寒い。寒さもう限界だ私。

湖には限界を感じたので、high parkに移動。
とにかく紅葉に感動したので、写真を沢山のせます~!

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お母さんにあげるんだって言ってた。超かわいい子。
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日本でいう野鳥の会的な人々。多分。
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撮影みたいなのをいたるところでやっていたよ。

その後はお家に帰宅。
今日からディナーはMarieとイランと3人です。なぜかというとディエゴは今日の午前中にブラジルへ帰国したそう。
「彼にとってはこの留学はホリディだったよね。」とMarieとイランが話していて笑った。
確かに彼は夜ご飯を食べた後にまた家を出て行って毎日クラブに通っているって言ってたな笑

ご飯後にMarieとイランが話していた内容が衝撃的だったから備忘録として書いておきたいと思うのだけど、
どこからそういう話になったかは覚えていないが、恐らくイランが「何で毎日神に祈りを捧げるの?」って聞いてからだ
と思う。Marieは「私自身が強くたくましく生きていくためよ。」というような答えをしていて、なぜなら今の世の中女の人も男の人にただ守られるだけの生活を送っていてはだめだからだと言っていた。

何があるか分からないから、男の人に頼っているだけじゃだめ。
自分が守るべき人を守ったり、やりたいことの出来るお金は自分で稼いで、そのために勉強して成長していく必要があると。だから結婚生活も協力し合って、なるべく50/50の関係が望ましい。
たぶんそんな内容だったと思う。
イランもものすごく共感していて、彼女の出身地のトルコはお母さんが息子を甘やかすからそういう関係は難しいみたいだけどそういう世の中になるべきだと主張していた。

私は何も言えなかった。
イランが「日本はとても小さい国で、国の中だけですべて成り立つからあまり気にする必要ないよね。」って言ってるのも
なんとなく分かったけど、何も言えなかった。

それからずっとモヤモヤしている。
まずは自分の英語力について。本当に何も言えない。簡単な挨拶とボディランゲージが出来てもそれはつまり何も言えないのと同じ。焦ったってしょうがないから一つずつやっていくしかないんだけど、自分がみじめに思えてすごく辛かった。

もう一つは「何も意見がない」ことについて。知らなすぎる。カナダのこと。インドのこと。トルコのこと。
知らないし、まず今まで知ろうともしていなかった。知らなくてものうのうと生きてこれてしまった。

ご飯の後はMarieが「DVD観よう!」って誘ってくれて、3人でマンマ・ミーアを観たんだけど、
何だかモヤモヤとどきどきと複雑な感情が入り混じっていた。
私が結婚式が好きだからマンマ・ミーアを持ってきてくれたり、内容を理解できているか気にしながら時々説明を挟んでくれたりとにかく優しくて、でも私はいつものただの感謝とは違った不思議な気持ちになった。

私は何が出来るんだろうか。恵まれた国で育って、突然カナダに来て、もしかしたらMarieやイランにとっては私もホリディに見えるのかもしれない。でも優しくしてくれて、気に掛けてくれて、心配してくれる。

私がトロントにいれるのはたったの2か月。
たぶん何も出来ないし、何も与えれないし、誰かの役に立つこともないと思うけど、
でも何かしたいっていう気持ちを忘れないようにとにかくもがいてみようと思う。

トロントの街へ

今日は初登校。
6時に起きる予定で11時には布団に入ったのにすぐに目が覚めてしまって全く眠れない。。
どこでも寝るのが特技だったのにこんなこともあるんだなー。
そして眠れないってすごく辛いのね。今まで理解出来なくてごめんなさい。

目を閉じると色んなことを考えてしまって、次から次へと悩みが止まらなくなる。
今後ちゃんと記事が書けるのかなとか、カナダでこんなに大変なのに他の国に行けるのかなとか日本の家族が愛しいこととか…次から次へと頭に浮かんできてこんなの初めてだー。
常に頭がフル回転状態です(多分今までが使わなすぎだったんだけども)。

とりあえず予定の6時には起床出来て、昨日Marieと買いに行ったパンとハムとチーズでランチを作って(タッパに入れただけ)学校へ出発!
7時半に出たのにまだ外は暗いのね。8時過ぎるまで明るくならなかったよ。

最寄り駅までは徒歩で進んで、その後サブウェイ→タウンバスへと乗り換えるんだけど、
このバス停が分からなくてウロウロする東洋人。
しょうがないからめっちゃ強面の駅員さんに聞いたら「510」と言われてその数字だけ暗号のように唱えながらウロウロすること約5分。
明らかに「510」が見つかったのでその列に並んでみる。

ていうかこれバス?外走ってないじゃん。
と思ったけど、乗車してすぐに外に出たー。
志村坂上駅から志村三丁目駅みたいなものだねきっと。
Marieが書いてくれたバス停で下車して学校まではすぐに辿り着くことが出来ました!

学校でめちゃくちゃ久しぶりに日本人と話した!
そして事件は帰り道で起きたわけなんですが、なんとバスを間違えて道に迷いました。

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間違えに気付いて降りた駅で初めて海を見たけどそれどころではない

携帯の地図アプリがなかったら警察騒ぎなくらい自分がどこにいるか分からなくなって、半べそ書きながら学校まで徒歩で戻る泣
そしてやっと正しいバスに乗れたのが18時過ぎ位。。
19時になるともう暗くなってしまうから、急いで帰宅したのでした。

半泣きの私にMarieが優しくて「ミキ!学校行けた?」って聞いてくれるから振り絞った笑顔で「行けたよー!」と言ったら、グッド×5回くらい言ってくれてまた泣ける。カナダのママ本当にありがとう。私は心から救われているよ。

そして今日の夜ご飯で初めてホームステイの学生3人が揃ったー!
トルコのイランには初お目にかかったのだけど、とにかく英語がペラペラで美人でオシャレで、薄顔の東洋人は久々に穴があったら入りたいと思いました。
そんなこんなで早く消えたかったのけど、Marieが「ミキとWalmart行ってあげてよ」と言ってくれたものだから優しいイランが連れていってくれることに!
しかもこの後行こうということになり2人で初の夜のお出掛けへ!(現在時刻20:30ドキドキ)

私なりに2人でそれはそれは色々なことを話したのだけど、申し訳ないことに半分以上聞き取れず…。あぁ本当に英語上達したい!!
とりあえず分かったことは、イランは弁護士さんだってこと。
すごい!!って言ったら、美人な顔でそんなことないよっていうあの西洋人ならでは素敵な仕草をしてくれた。HAPPYすぎる←

なんと仕事をしながら恐らく会社の指示で留学に来ているそう。
本当はアメリカに行きたかったけど、VISAの関係でカナダになったんだって。
でもその選択は正しかったかも、トロントにも行きたいところは沢山あるしねとのこと。
何かは分からなかったけど、英語ではなくて他の何かを勉強して帰らないといけなくて
仕事もしながらだから大変みたい。

そんな中でこんな東洋人のWalmartに付き合ってくれて本当に申し訳ない。
でもボキャブラリーが少なすぎてありがとう以外に言えることがない。悲しい。。
しかもWalmartに求めていた日本食は何も置いてなくて、申し訳なさすぎるからポッキーの抹茶味を買ったよ(唯一日本のっぽかった)。

お寿司は食べたことがあるけど、わさびが嫌い!って言ってた。
トルコのスパイスと違いすぎて衝撃だったそうです。そりゃそうだろう。
1時間くらいの夜のお出掛けだったけれど楽しかったな。
またゆっくりお話が出来るといいなぁ^^

次はもう少しちゃんと話せるように少しでも上達していたいな。
勉強頑張らないと。

初めての日曜日

朝方に一度起床し、日本への愛しさと切なさで(心強さはまだない)真っ暗の中半泣き状態だったのですが、
そのまま二度寝し起きたら10時!どこのニートだ私は。

「ミキー!!」というMarieの呼び声で起きる。(名前呼びやすそうで良かった)
ホストマザーのMarieはインド人で、旦那さんはインドでお仕事していて娘さんは1人暮らしでカナダの大学に通っているそう。
だから広いお家に一人。でも常にホームステイの学生が常に2~3人いるから大変だけど楽しいわ的なことを言ってくれるすごくすごく良い人。

つまりは私の他にあと2人シェアメイトがいるんだけど、一人はブラジル人でもう一人はイラン人とのこと。
ブラジル人のメンズは昨日ちょこっとだけ会えたのだけど、イラン人の女性はまだ会えてない。
なんと私と同い年でとても良い子だそうだから会いたいな(Marie情報)。

この日も2人は外出の予定があったみたいで、私が起きてすぐに出て行っちゃったー。

午後2時になったら買い出しに行こう!とMarieが言ってくれたので初めての外出。
まずは明日から使う駅を教えてもらってサブウェイパスをゲット。

次にバスに乗って買い出しのスーパーへ!Marieに言われるがままピーナッツバターとかジャムとかを買ったけど、
どう見ても大きさが尋常じゃないよ。これは食べきれるのかな?

その後は、Marieが通うチャーチへ。

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Marieはクリスチャンで、お家の中にもキリスト様の絵やアイテムが沢山あるんだけど、
「日曜日は必ず礼拝に行くの?」と聞いたら「いえ毎日行くの。仕事の前にね。」とのこと。
すごいΣ(・ω・ノ)ノ!

当たり前なのかもしれないけれど、なんとこの日曜礼拝は2時間あって「外に出てきていいよ~」とのお言葉に甘えて
散歩をしにいったのだけど帰ってきてもまだやっていた衝撃。
途中で配っていた花びらみたいなやつなんだろう。。みんな食べていたんだけども。

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どんどん集まってくる人々。人種は様々。


とにかくすごくすごく貴重な体験をさせてもらって感謝。(途中ちょっとだけ寝ちゃってたことは内緒)
だけどうまくその感謝が伝えられているかは疑問だ...。

夜ごはんの時間は20時なんだけど、今日は他の2人は時間に帰ってこなかった。
だからまたMarieとふたりでごはん。今日はピザだった。どんどん肥えていく。

ご飯の後に、今日沢山2人で話してインドの結婚式のことも沢山聞いたから「これ良かったら部屋で見てね」とMarieの結婚式のアルバムを貸してもらいました。や、優しい~泣

正直なことを言うと、今は油断したらいつでも泣けるぐらい情緒不安定でホームシックなんだけど
優しいホストマザーを前に悲しい想いをさせたらダメだなって思う。
チャーチに連れてきてくれたのは私がウェディングプランナーだからってこともあったみたいだけど、
遠い国から来てくれたのに、丸1日1人にしたらかわいそうでしょって言ってくれていて本当にありがたくって
それもまた泣けてきました。
やっぱり涙は流してないんだけどね←

明日から学校だ。頑張るぞ!